品質へのこだわり
短納期の対応ができても
品質が保たれていないと意味がない
どんなに短納期に対応出来ても、品質に問題があれば意味がありません。そこでミヤザキでは手加工品でも、機械加工品でも全品検査を行っています。
お客様に安心してお使いいただくため、また、お客様の求められる高品質な製品をお届けするため、品質保証課をすべての工場に設置しています。
お客様の望む製品を良い品質かつ、短納期でご提供できるようミヤザキでは日々業務改善に取り組んでいます。
品質検査工程
ミヤザキでは品質管理を徹底するために、品質保証課を設けて厳しいチェックをしています。
その厳しいチェックに合格した製品だけを出荷しています。
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- 製作~工程内検査
- まずはじめに、製品ができあがると、製作担当者が工程内検査を行います。
図面と照らし合わせサイズに間違いがないか?
外観にキズはついていないか?
などチェックします。
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- 検査依頼
- 工程内検査をクリアした製品は品質保証課で再度厳しいチェックを行います。
品質保証課では空調が管理されており、寸法検査・精密検査を行います。
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- 外観検査(目視検査)
- 品質保証課に通された製品はその大きさ、精度によって、目視または顕微鏡測定器を使用し外観検査を行います。
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- 寸法検査
- 一般測定器を使用し寸法を検査
外観検査をクリアした商品は一般測定器によって、指定された寸法に仕上がっているかを確認します。
また、精度の高い製品は三次元測定器や画像処理測定器を使用し、検査を行います。
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- 精密検査
- 「三次元測定器」では、長さやたわみ、曲面の形状などの精密な寸法検査を行います。
「画像処理測定器」では、バリ残り(加工の際に生まれる不要な突起)や寸法などを画像を使って検査します。
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- 記録
- お客様から預かった図面をもとに、寸法、ひずみ、材料の色、種類などが指定された通りの製品になっているかという項目をリスト化し、一つ一つチェックし、記録を残します。
不良品として扱われる製品(一例)※穴径φ0.2 倍率25倍
品質を安定させるための取り組み
夏場など、製品によっては
クール便を使用して
お届けすることがあります
金属などと違い、プラスチックは繊細な性質を持っていて、ちょっとした温度や湿度の変化で形状を変化させてしまうこともあります。
これが「樹脂は生き物」と呼ばれる由縁です。
特に熱に弱い製品で実は一番心配なのは、配送トラックの中です。配送中のトラックは夏場は特に熱く、樹脂が膨張したり、色が変色してしまうこともあります。
なるべく良い状態でお客様にお渡しをしたいのですが、素材によっては熱の相性が悪いものもありますので、そういった製品を夏場に配送依頼する際にはあえて「クール便」を使用し、配送手配をすることがあります。
事前に材料の特性についてはお客様に説明を行っていますが、もし膨張した状態で届いた場合には一度冷蔵庫に入れて冷やすということをお試しください。元のサイズに戻る場合もございます。
熱により製品のサイズや色が元に戻らない場合には、お気軽にお問い合わせください。
品質向上のための取り組み
定例ミーティング
月に1度定期的にミーティングを行い、営業、製造、品質保証課など、各部門の責任者が集まって問題点を共有し、改善するための話し合いを行います。
各職種の垣根を超えて話し合うことで思いもよらない意見が出たり、普段はなかなかコミュニケーションを取る機会が少ない人とも意思疎通ができるため、お互いの仕事の改善を促すうえで、大変役に立っています。
朝の勉強会
毎朝7:45から勉強会を社員全員で行っています。
これは、挨拶やマナー、人間性の向上を図るためのものです。「社員の人間力を高めなければ決して良い製品は作ることができない」「お客様の要望には応えられない」と私たちは考えています。
品質ISO 9001:2015を取得
品質は私たちが守っています
画像測定器や三次元測定器を使って様々な製品の検査を行なっています。
製品の品質をまもるために私たち女性が活躍しています。
年に一度の社外サーベランスで非常に高い評価を得ています。
また、年3回の内部監査を実施しています。
独自アンケートによるお客様評価
製造業におけるお客様に満足いただく原点は品質であり、トラブル発生時の対応です。
下図は弊社の独自アンケートによるお客様の評価です。
これからもお客様に安定して高品質な製品をお届けできるよう、技術の向上と共に、設備の充実、検査体制の充実に力を入れてまいります。
これからもお客様にご満足いただけるよう
努めてまいりたいと思います。