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廃棄物回収の値段が高騰化。背景にある「環境問題」を考える。


m_ミヤザキブログ
みなさんこんにちは。
あっという間に8月になりました。
最近では夜でも猛暑が続き、都市部では40度を越す異常気象が相次いでいますね。
異常気象の温度に負けないよう、社員だけでなく、樹脂たちをしっかり管理していきたいと思います。

 

さて、樹脂等の加工業に携わる皆様はご存知かもしれませんが、
樹脂等の廃棄物に関する、廃棄物回収業者の値上がりはご存知ですか?

廃棄物回収は、過去に比べて約3倍ほど値段が高騰しています。
ミヤザキでも、商社を介さない、自社で廃棄場所を持つ業者様に変えています。

なぜこんなに値段が高騰しているのか?
それは、日本国内だけではなく、世界規模で問題になっている「環境問題」にあります。

 

普段、私たちがたくさん加工している樹脂。
これは「燃やせるもの」と「燃やせないもの」とに大別できます。
燃やせる樹脂類は、廃棄物熱処理の際に有害物質が発生してしまうため、
一般的には埋め立てによる処理が行われてきました。

これまでは、日本国内での埋め立てでは追いつかないこともあり、
広い国土を持った中国に、日本の廃棄物処理をお願いしていました。
これは日本だけではなく、香港やアメリカなど、諸外国も同様です。

しかし、今年のはじめに中国が「廃棄物の輸入を一部停止する法律」を制定したことで、
世界各国は中国に頼ることなく、自国で廃棄物を処理するように迫られています。

 

日本でも環境問題は厳しい課題となっています。
諸外国よりもゴミの焼却量が多いといわれている日本。
これまでよりも徹底した材料の分別や、材料の大きさ別での焼却など、
今後、日本でもより厳しく取り締まる法律に変わっていく可能性は高いのです。

 

特に、関東近郊都市部などの工場密集地帯では、
回収業者の手も足りていないようなので、今後さらに気をつけなければなりません。
金属は溶かしてしまえば再利用が可能ですが、樹脂は買取していない業者がほとんどです。
モノを作り出すこと、そしてその際に出た廃棄物をどううまく処理するか、
それが、加工業者が抱える今後の大きな課題となりそうです。

 

ミヤザキでも、自社でできることはないか、日々社員とともに検討を重ねています。
お客様のニーズに応えつつ、お客様によし、環境によし、会社にもよし、の3方良しの対策に
取り組み、お客様との間に更なる信頼を深めていけるように取り組んでまいります。

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