皆さんこんにちは。
8月に入りました。早くも猛暑日が続いていますね。
熱中症対策など、くれぐれもお体にはご自愛ください。

さて、本日は切削油についてお話しをさせていただきます。
切削油とは、製品の材料である樹脂や金属の切削加工、研削加工時に使われる“潤滑油”のことをいいます。

主に、「機械の刃などの滑りをよくする働き」と、「冷却し温度を保つ働き」を担っています。
これらの働きにより、結果的に製品の仕上がりの良化を招いているということが言えます。

弊社では、水溶性の切削油を使用しているのですが、ここで新たな問題を抱えてしまっているのです。
今回の問題は、“異臭”にあります。

切削油は、加工機械の稼働時に併用して使用するものであり、機械が止まっている間はタンクに溜まっている状態となります。
工場内の全ての機械に切削油を使用していますが、その全ての機械が常に稼働している訳ではないので、タンクに溜まったままの切削油も存在してしまいます。

この“タンクに溜まった状態”が続くと、その中で菌が繁殖し、匂いの原因となってしまいます。
この暑い時期の菌の繁殖の早さは尋常ではありません。

沈殿した状態で放置すると菌が繁殖してしまうので、増殖を抑える為にも、エアーポンプを使用し、切削油に空気を送り続けるという対策を行っています。

この対策により、いくらか事態は収集しつつあるのですが、100％完全な対策とは言えません。
製品に直接的な影響はないものの、工場内で働くスタッフやお客様がご訪問された際に失礼に値してしまうので、必ず改善したいと考えています。

何か有効的な対策をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非ともご教授いただきたいと思っています。
弊社は、整理整頓を含む工場内の改善を徹底しています。
またご報告します。それでは。